セブンズラグビーの歴史は131年前の1883年に遡り、スコットランドのボーダー地方、イングランドとの国境付近にあるメルローズを発祥地とする。

当時、資金不足に悩まされていたメルローズのクラブチームは、ラグビーの大会を開いて資金調達を心掛けることにした。そこで、大会の費用を抑えようと、地元の肉屋に勤めていたネッド・ベイグとデビッド・サンダーソンの二人が、15人ではなく7人で、そして試合時間は15分のみでプレーすることを提案した。セブンズ大会の開催に賛成したメルローズの委員会はその時の決断でラグビーの歴史を作ったのだ。

ボーダーズのセブンズクラブが7チーム集まり、1883年4月28日に、今では有名なグリーン・ヤーズで初の7人制ラグビー大会に参加した。

人気を集めるセブンズラグビー

セブンズはスコティッシュ・ボーターズで素早く人気を集め始めた。創立からまもなく、セルカーク、ガラ、ホーウィック、ジェッドフォレスト、ラングホルム、ケルソ、そしてアールストンでクラブ大会が開催され、現在に至ってボーダーズではシーズンの始まりと終わりの重要なイベントだ。

1923年、J.A.カーギル博士によってミドルセックスセブンズが設立され、イングランドではシーズン終盤の大イベントとして現在も開催され続けている。だが世界最大のセブンズ大会は、1939年にチャールズ・バートンによって設立されたロスリンパーク・セブンズ大会であり、年々世界中の新しいスクールチームを引き寄せている。

1973年、セブンズ創立の100年記念日を祝おうと、スコットランドラグビー協会は史上初の国際セブンズ大会「SRU センテナリー・セブンズ」を主催した。本大会はセブンズラグビーが秘める可能性を発揮することとなった。ウェールズ、スコットランド、ニュージーランド、オーストラリア、フランス、そしてバーバリアンズを破り、決勝戦でアイルランドを下したイングランドが大会を優勝した。

香港セブンズ

1976年に開催された初の香港セブンズ大会を起点に、セブンズラグビーの国際大会が普及し始めた。

香港ゼブンズをとおして競技は徐々に大々的に取り上げられるようになった。1987年と1991年の15人制ラグビーワールドカップの成功を裏に、スコットランドラグビーフットボール協会が「ラグビーワールドカップセブンズ」を提案し、1993年に旧国際ラグビーボード(IRB)が初の「ラグビーワールドカップセブンズ」を主催した。初めて7人制ラグビーで世界一を決める大会が開催され、発祥地から由来した『メルローズカップ』が大会の優勝杯となった。

オリンピックでのラグビー

2009年10月、国際オリンピック委員会(IOC)によって2016年と2020年オリンピック大会でラグビーセブンズを正式競技に採用することが決定され、セブンズラグビーはスポーツ最大の舞台に立つことが受け入れられた。

男子ワールドシリーズではニュージーランド代表が支配し続けてきたが、最近ではフィジー、サモア、ケニヤ、カナダなどといった他国が大きな躍進を見せた。女子ワールドシリーズでもニュージーランド代表が最初の2大会を制したが、ロシア、アメリカそして中国が確実な成長を遂げている。

男女のセブンズワールドシリーズが発展を続ける一方で、アジアゲームズ、コモンウェルスゲームズ、パンアメリカンゲームズ、オールアフリカンゲームズ、ワールドユニバーシティゲームズなどといった、多競技の大会でも人気を集めている。

ワールドラグビー男子ゼブンズシリーズ – 栄誉名簿

1999/00 – ニュージーランド代表、優勝者
2000/01 – ニュージーランド代表
2001/02 – ニュージーランド代表
2002/03 – ニュージーランド代表
2003/04 – ニュージーランド代表
2004/05 – ニュージーランド代表
2005/06 – フィジー代表
2006/07 – ニュージーランド代表
2007/08 – ニュージーランド代表
2008/09 – 南アフリカ代表
2009/10 – サモア代表
2010/11 – ニュージーランド代表
2011/12 – ニュージーランド代表
2012/13 – ニュージーランド代表
2013/14 – ニュージーランド代表

ワールドラグビー女子セブンズシリーズ – 栄誉名簿

2012/13 – ニュージーランド代表
2013/14 – ニュージーランド代表