4年に一度開催されるアジア競技大会で男子日本は現在3連覇中。今回、4連覇に挑む12人のメンバーは、7月下旬に行われたラグビーワールドカップ・セブンズ2018サンフランシスコ大会に出場した小澤大選手(日本ラグビー協会/トヨタ自動車)、坂井克行選手(豊田自動織機)、副島亀里ララボウラティアナラ選手(コカ・コーラ)ら8選手を中心とした編成だ。

 そこに、日本が招待チームとして参加した今年4月のHSBCワールドラグビーセブンズシリーズ2017-2018のシンガポール大会にも出場した大石力也選手(NEC)、昨秋のワールドカップ・セブンズ予選でも活躍した本村直樹選手(ホンダ)、日本が4位に入った2016年リオデジャネイロ・オリンピックのメンバーでもあるトゥキリ ロテ選手(近鉄)が加わった。

 今年5月からチームを率いている岩渕健輔ヘッドコーチにとっては、先月のワールドカップ(日本は15位で終了)に続き、2つ目の国際大会となる。

 約2週間行われる大会の終盤となる8月30日~9月1日に登場する男子セブンズ競技は、12チームが4チームずつ3組に分かれてプール戦を実施。日本はプールBでホスト国であるインドネシア、マレーシア、2006年大会4位のチャイニーズ・タイペイと対戦する。

プールAは前回と前々回大会で準優勝の香港、中国、タイ、パキスタンの顔ぶれで、プールCでは1998年と2002年大会で優勝した韓国、スリランカ、アラブ首長国連邦(UAE)、アフガニスタンが戦う。

 アジア競技大会で男子セブンズ競技は1998年のバンコク大会から15人制とともに実施されてきたが、15人制は2002年釜山大会で終了し、2006年ドーハ大会からセブンズのみが開催されるようになった。

 男子セブンズ日本代表は1998年大会で準優勝。続く2002年大会では4位に終わったが、2006年、2010年、2014年と3連覇している。

 なお、女子セブンズ競技に出場する日本代表メンバーは後日、発表される予定だ。

男子セブンズ日本代表:

大石力也(NEC)、小澤 大(トヨタ自動車)、加納遼大(明治安田生命)、坂井克行(豊田自動織機)、副島亀里ララボウラティアナラ(コカ・コーラ)、ツポウ テビタ(パナソニック)、トゥキリ ロテ(近鉄)、橋野晧介(キャノン)、林 大成(日本ラグビー協会)、松井千士(サントリー)、本村直樹(ホンダ)、吉澤太一(コカ・コーラ)